師走の日々-5
今年最後の金沢行は、年の瀬の買い出しになった。
もう何年続いているだろうか、数年前まではご近所さんと揃って出かけていた。
気が付けば我が家のふたりが残り、飽きず続けている次第。
福井、石川は1週間前に大雪が降った。
今回の積雪は、国道161に雪が無く山道は走り良かったが、いつもは雪のない敦賀からの風景は逆に雪景色になっていた。
道の駅やスーパーの駐車場は一部が雪置き場になっていた。
金沢市内の家々に飾られる正月飾りがこの時期の愉しみだけど、コロナ過ですっかり影をひそめていた。
今年こそはと期待したけれど住宅街ではどこにも見当たらなかった。
金沢のお正月に欠かせないのは大きな酢だこ、真っ赤に染められて近江町辺りでは大きなタッパーに入れて売られている。「紅白」を意味すると言われてもその赤さは目を惹きて余所者には手が出ない。
正月餅は紅白。小餅も紅白があるので我が家の雑煮餅は紅白にしている。
京都には昆布で魚を巻くりゅうひ巻がある。大好物だけれど最近は高すぎる。
金沢では昆布〆がある。大きな昆布に薄造りした魚を巻いている。昆布のねっとり感と旨味を増した魚でより美味しくなる。
スーパーにあったミニお節
黒豆、昆布巻き、栗きんとん、ごまめがお節の鉄板
正月のお花はアレンジメントが用意されていた。
個々に買っても正月花は高いので、アレンジメントはお買い得かな。
帰り際には夕食に「芝寿しの里」で弁当を買うのも恒例になった。
何時も賑わう店内はこの日は静か。
午後2時半でほぼ売り切れだった。
「芝寿しの里」にも、正月飾りが見当たらない。
正月は何処に行った。
金沢恒例のコースを一回りして、暗くなる前に家路に着いた。
車のトランクはもう、いらないと言いながら買い込んだ正月が満載。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
頂いた赤い小餅 白味噌の㊥できれいですね 元旦のお楽しみです
赤いお餅は白みそのお雑煮にはバッチリですね。良いお正月になりますように。