師走の日々-4

わら細工の最初の作品を買ったのは富山に住んでいた頃だから、かれこれ半世紀前の話になる。
当時はそれらに民芸を見たり芸術を感じると言うことは無く何気に買っていた。
富山を離れて、新しいものを買おうと思い始めたのはその30年後くらいだったか。
以前のように道端で買える物ではなく、何処で帰るの買えさえ分からなかった。
今ならNET検索でスイスイなのに。

トップ写真は、個人の方の作品で「もう作れない」と言うことで無理を言ってお手持ちの中から分けて頂いた。

最近のわら細工にはこれほど立体感のある「亀」を見かけない。
亀を見ると子細に眺めて失望するの繰り返しだ。
今年買った「たくぼ」さんのわら細工でも「亀」はよくなかった。
亀だけの作品ならどうだろうか。来年挑戦しようと思う。
大阪のデパートまでは販売に来られるようだ。
もういらないと言いながらまだ執着している。
お正月は干支に関係なく毎年来るから、あと何年かは楽しめる。

今日、婦人画報の表紙を見ると「ヒカゲノカズラ」が正面に飾られていた。
私が憧れたのはこの形だ。

11月に採集してきた「ヒカゲノカズラ」はバケツの水の中で出番を待っている。

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