師走の日々-3

師走と言うのにとんでもない事が起こる。
陽射しも良く暖かい日が続いているので、ベランダに持ち込んだ花鉢が水切れになっていた。
低い鉢の水加減を見ようと屈んだ途端「グキッ」と鈍い音がした。

起こった事が理解できなかった。
何の前触れもない、至って順調、気分はルンルンだったのに。
加減を見ながら体を起こそうとすると、背中がロックされていた。
足は動くからそろそろ動いて椅子に座った。
幸い、患部は小さいようで以前の経験から大したことは無いと判断した。

毎日忙しかったので、「ゆっくり過ごせ」と神の思し召しだろうか。
覚悟を決めて溜まった録画を見て過ごした。
まるで正月の先取りのようだと言いながら。
朝起きると完治していると思いきや、靴下もはけない。
そういえば寝返りをするのにも手間取る夜を過ごした。
病院の開いている期間で良かったと、診察券を持ち、コートを取りに行くと変化が起きた。
高い所にかかっているコートに手が届く、背中が伸びているのだ。
病院行きを止めて、今日も1日静養中。
テレビも飽きたので、引き出しを整理して、正月メニューを考えた。

明日から暮れの掃除がきっちり出来そうに体力が回復してくるのが分かる。
腰は完治したわけではなく、患部のしこりを感じる。
そのくらいが、無理せず、怠けず私には程よいのかも知れない。

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