食器棚の整理をする気分

今日から大型連休が始まり、高速道路の渋滞がいつものようにニュースで流されていた。
家人の現役時代はこの連休は貴重品だった。
大抵は雪の残る北アルプスを見に大町温泉に行くのが決まりだったけれど。
渋滞も気にならず、よく出かけたものだと今更ながら若かったなーと思う。
渋滞のニュースを聞くとそんな昔のことが頭をよぎった。
今は、わざわざ連休に出かける必要もないので、食器棚の整理を始めた。
毎日使う食器は決まっているので後ろに隠れている食器を引っ張り出しては思い出にふけっている。

旅をした北欧やバリ島から、有田や備前からお持ち帰りの器が多い。
一番多いのは信楽焼だけれど。
ガラスの石井康嗣さんのガラス食器は美しさに見とれて購入したけれど、その後石井さんの急逝でこれだけしかない。5客あったけれど、よく使ったので残っているのは2客だけ。
今は滅多にしか使わない。
角 伊三郎さんもお亡くなりになった。
角さんの漆は高価でそうそう買うわけにもいかなかったので、我が家には1客だけ。
そのほかは弟の好司さんのものである。
DSC_2668.JPG
左端のガラスとその下の赤いお椀
今思えば、よく買っておいたと褒めてやりたい。
「いつ買うの」「今でしょう」ののりで器を集めていた。
多分バブルの時代だろう。
食器を全部出して、戸棚やガラス戸を綺麗に拭いて普段使っていない器を前に出しておしまい。
一つ一つに作家さんの思い出や旅先の思い出があるので、アルバムをめくるような時間を過ごした。

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