【20年の歩み】ギャラリーとブログの記憶

2月はやはり「逃げる」月だった。思いがけない寒波に首をすくめている間に、気がつけば3月になってしまった。

3月9日が来れば、ブログを開設してから丸20年が経過する。
今月は記念すべき月である。
「そろそろもういいかな」と思うことも度々ある。同じような毎日の繰り返しの中で、書くほどの変化もない生活の中から「種」を拾うのが、段々と難しくなってきた。
それでも何か種を探さなければと、時には友人の話のカケラまで拾い集めることもある。

ブログを書いたきっかけはskogを立ち上げた事に始まった。
家人が仕事を終え、二人で何かを始めようと考えたのが20年前。
友人や知人は呆れながら、「あなたの家にはブレーキがない」と助言してくれた。
「ギャラリーなど思いつきでできるものではない」と諭された。
それでも私は「できる範囲で楽しくできたらいい」と軽く考えていた。
その無鉄砲さが幸だったのか、不幸だったのか。

それでもオープンしてしまえば、友人や知人は惜しみなく支えてくれた。
それに何より、たくさんの友人ができた。還暦を過ぎてからでも信頼し合える友人ができることには驚いた。
学校の同級生でもなく、ママ友でもない友人は、私にとって大きな存在になった。

おかげさまで、幸せな10年間を過ごすことができた。
そして今の生活が充実しているのも、あの10年間のskogがあったからこそ。
だとすれば、気楽に始めたギャラリーは、大成功だったと言えるだろう。
そしていつ終わるとも分からないBlogはよろよろと続いている。

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