高校生の意識

異変?上を向くクリスマスローズ

昨日のニュースで日米中韓の高校生に「大事に思う事」を複数選んだ調査結果を聞いて驚いた。周りに該当する世代がいないせいで、疎かったのかも知れない。
このテンションの低さは何故でしょう。
昨年までは自分もホリエモンのようなIT長者になりたいと語る20代は結構いたが、意識調査の対象者とはそれでも5~10才は離れている。
家の子供が小学校に入学して、初めての運動会の時、お弁当は当然一緒に食べるものと思い込んでいた私は運動会は平日、昼食は教室でしますといわれキョトンとした。
共働きの家庭に配慮をしてとか、休日出勤を拒否する日教組の意見とか色々云われていたが、初めて子供を学校に行かせた若い母親だった私には自分の子供時代との違いに戸惑うばかりだった。
運動会の華、徒競走は私の頃には背の高さ順と決まっていたが、タイムを測って同タイムの子供とだけ競争するらしく、足の早さが取りえの家の子供は見せ場を無くした。
その頃から、私の子供時代とは180度違う教育方針を感じていた。
塾等はなかったが、成績は課目別に校庭に貼り出され、成績でクラスは明確に別れていた。それで何の不思議もなく青春は通過したものである。
昔は良かったと云いたい訳ではないが、何故意欲のある子供がいなくなったのか。
週休2日は教育力に格差をうみ、塾は裕福な家庭の子供が有名校に入学出来るシステムを作ったと最近は云われるようになった。
確かに学校の成績だけが人生ではないが、人生はそのまま勉強である。
好奇心と向上心がなくて、縁側の隠居のように「食べられるなら、のんびりと」等という高校生が25%もいると聞くと、日本の未来は暗い。
一刻も早く教育の基本方針を見直す必要がありそうです。
そして憧れる大人が増える事が必要ですね。

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コメント

  1. こんにちは。
    私もこのニュ~スを見ました。
    昔がよかったとか、今が良いとかわからないけれど。
    私は運動が駄目でした。なので運動会は団体競技でがんばらせてもらった。そんな私でさえ、今のやり方には少し不思議に思う。運動が駄目なら勉強を。など、駄目なことを自分で理解して、いかにがんばるかも勉強なのではないかと思うのですが。
    で、『食べられるならのんびりと』を希望していることですが、実は我が家ではいつもそのような話しをしています。
    で、何故そう思うかをいうと、この日常があまりにも『忙しい』からなのです。人間が生きていく上でこんなに忙しくってもい~の??といつも思います。
    なのでこう思う若者たちには理解できます。
    子供のうちから、やれ塾、習い事、学校が終わればすぐにまた別のところへと。子供がじっくり考える時間をもっと大切にしてあげてっと思うのですが。子供のいない私がいうのもなんなのですが(^_^.)
    このニュ~スを聞いてこう思ってしまいました。

    • 山茶花
    • 2006年 3月 03日

    ついに咲きましたね。白 きれいですね。うちのは ぐっと首を持ち上げていますが まだです。陰だからでしょう。
    福寿草が 黄金色を見せてはいるのですが この寒さで 顔を出せないでいます。
     小学校は 今日は最後の参観日 皆張り切っていましたよ。子供達の発表に親も担任も涙ぐんでいたそうです。小学生はまだまだかわいいですよ。 

    • skog
    • 2006年 3月 03日

    イノブさん コメントをありがとうございまーす。
    深く考えると意識調査の結果は重いテーマですね。
    「食べられるならのんびりと」を高校生がいうのはやはり?ですよ~。
    未だ自分で食べている訳ではありませんから。
    食べる事即命ですから、食べるための手段が大事だし、同じ手段ならやりがいのある手段がいいじゃありませんか。
    と、、、おばさんは考えます。

    • skog
    • 2006年 3月 03日

    山茶花さん コメントありがとうございます。
    続けて読んで下さってるのですね。
    まあ、好きな事をいい散らかしていますが、勘違いも多い事ですのでご注意歓迎です。よろしくお願いします。
    小学生は純真ですねえ。ということは間を繋ぐ中学がキーかもしれません。確かに難しい年頃で、体力や背の高さも親を抜いていくしね。
    家の庭では真っ白なクリスマスローズ以外はみーんな下を向いてもじもじと出て来ます。
    今日は小雪が舞いましたので、首をすくめています。

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