kusuyoさん野洲コンサート

大分以来久しぶりのコンサートだった。
コンサートは琵琶湖学園(重度・重症の障害をもっている方への支援)のチャリティーだったが、野洲市の文化会館小ホールは300席のお客様で盛り上がった。
2部の初めに野洲市長の挨拶があり、続いてチャリティー資金の贈呈式が行われた。

この後、kusuyoさんは「ありがとう、ごめんなさい」を唄い始めた。
この歌は筋ジストロフィーで亡くなった、鈴木信夫さんの詞に、こんのひとみさんが曲をつけたもの。
神さま命を与えてくださり ありがとう
神さま命を大切にできなくて ごめんなさい
お母さん生んでくれて ありがとう
お母さん生まれてきて ごめんなさい
お父さん認めてくれて ありがとう
お父さん期待に応えられずに ごめんなさい
神さま試練をありがとう
神さま人生を恨んでごめんなさい
お母さん愛を与えてくれてありがとう
お母さん自由を奪ってごめんなさい
お父さん認めてくれてありがとう
お父さん我慢させてばかりでごめんなさい
P1170304.JPG
会場は静まり返り、胸に染み入る歌だった。
時の子守唄、防人の詩、ハノイの恋人、鶴
と歌が続き、客席はステージのkusuyoさんにひきつけられて、声もない。
終演後CD売り場は「ハノイの恋人」を「防人の詩」を探すお客様で溢れたが、いづれもCDには入ってなかった。
わたし的には「防人の詩」はステージで聞くのが最高だ。
歌は目でも聞くと思うからだ。
西陣織の衣装の上に白い内掛けを羽織り、鶴の翼を伸ばし空に向かって鳴く鶴は、今まで何回も聴いてきたが、何度聞いてもその声、その姿に涙が出る。
今日は、久しぶりにお会いする友人もたくさん来てくれたけれど、誰もが次のコンサートを楽しみにしていると、感動に目を潤ませて言ってくれた。
歌の力は本当にすごい。

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