KUSUYOコンサートと舞鶴小旅行

かんじる比良は11月5,6日(土、日)  ホームページをご覧ください。
 skog     かんじる比良 企画展 11月3日~6日
兄夫婦と思い立って舞鶴へ出かけた。
日本海側の舞鶴は九州の兄夫婦には珍しいらしい。
舞鶴は戦後、引き上げの港として注目を浴び、岸壁の母に歌われた港町だ。
と言うより、家人の故郷でもある。
昨夜来の大雨があがり、ドライブには快適な天気になった。
今日、舞鶴のフランスレストランでKUSUYOさんのコンサートが開かれている。

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九州の大分はKUSUYOさんの故郷でもあるので、兄夫婦とは話も合った。
今年の12月21日にクリスマスコンサートを大分で開くという企画が持ち上がり、兄夫婦にも協力を願いたいので、コンサートの参加方々、家人の故郷を案内した。
今年は何度彼女の歌を聞いただろうか。
1部は秋らしく枯葉やリヨン駅に聞きほれるうちに終わってしまった。
気が付けば7曲があっという間に終わっいた。
今回、初めてKUSUYOさんの愛の賛歌を聴いた。
実は、私はこの唄は余り好きではなく、歌い上げられると反対に気持ちが沈むと言う私には厄介な曲だ。
ところが、今日はじめてこの曲の素晴らしさに気付かされた。
どこがどう違ったのか分からないし、ほかの歌手とどう違う歌い方をしたのかも分からないけれど、彼女に何かが乗移ったかと思わせるほどの迫力があった。
渾身の力を込めた歌声は、会場にため息とも感動ともつかぬ渦を起こしていた。
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会場のレストランの先には「舞鶴引上げ記念館」がある。
戦後、シベリヤからの引上げ船の事は既に忘れられていると思っていたけれど、若い人も訪れていた。
船の名前は「興安丸」と岸壁の母に歌われているので「興安丸」だけが引上げ船と思っていたら、興安丸以上に航海を重ねた船が沢山あった事を始めて知った。
引揚者の方々が描かれたシベリヤの絵や思い出を語るビデオも展示されている。
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忘れかけている戦争の悲惨さを物語る記念館を機会があれば是非お訪ねください。
平成の現在がどれほど、平和であるか、その礎にどれほどの犠牲が払われたか。
私ですら戦後の生まれで戦争の思い出は何一つない。
語り継ぐのが難しくなっている。

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