働く女性に乾杯

今日、NHKの「あさいち」で高学歴の女性の中に「専業主婦」への憧れが強く若い女性がかなり厳しい条件で結婚相手を探していた。
反面、働く女性はどんどん増えているらしい。

今日、働く女性としては先輩に当たる市田ひろみさんと出会った。
今日はkusuyoさんの新しいCDのレコーデイング日だった。
アルバムの中の1曲が市田ひろみさんの詩によるものなので、レコーディングの立会いで湖西線和迩駅まで一人でいらした。
駅までお迎えに行ったら急な階段を大きなマスクで顔の半分を覆った小柄な女性が降りてきた。
今日の午前中は大阪でお仕事をされて、京都に一旦荷物を置きに帰って電車で40分の距離を来て下さった。
お年を考えると驚くべき行動力だ。
随分お疲れのようだったけれど、鄙には希に美しい方が駅に降りたった。
大きなマスクをしたにもかかわらず、向かいに座った方にジロジロと見られちゃったと、大笑いしていた。

気配りの行き届いた方で、レコーディングの邪魔にならないようにと、「私のことに気を使わないでくださいね」と大変な気遣いようだった。
スタジオの若い男性方は随分緊張していたけれど、子供のように純真な方という印象だった。

いずれkusuyoさんがブログに書かれると思うので短くご紹介しますが、若き日の市田さんのご体験を書かれたものをシャンソンにしてkusuyoさんが歌う事になった。
kusuyoさんの歌を聴くなり、「いい声ねー」とお褒めの言葉。
「ご自分で書かれた歌をお聞きになっていかがですか」とお聞きすると「夢のようです」とおっしゃった。
スタジオの様子も興味津々でご覧になっていた。
レコーディングスタジオは確かに面白い。
CDを作る現場になんかなかなか立ち会えるものではないだけに、お忙しい時間の中をお出かけ下さったようだ。
そして2時間もしないうちに次の仕事にと帰って行かれた。

DSC_2411.JPG

羨ましいようにしなやかな女性だった。
元気で働けて大勢のお弟子さんを引っ張って未だに現役だ。

kusuyoさんの東京サントリーホールのコンサートには同級生5人と来られるそうだ。
同級生5人とお付き合いがあるという事は驚異だ。
私は5人もいない。
長くお付き合い出来るのも、気遣いと健康と仕事のもたらす効果は大きそう。

専業主婦願望も人それぞれで批判はしないけれど、仕事を持つと世間が広がるという事を私は身をもって知った一人だ。

市田さんとスタジオ面々の写真を写した。
「写真を写していいですか」とお聞きすると「ええ」と言いながらサッとメガネを外された。
「あらーいい音ねえ」とカメラのシャッター音、カシャという音にも声をかけてくれる。
「音だけはプロ並みですからねえ」と言い訳を入れながらカシャカシャと数枚写した。

加藤登紀子さんの例もあることなので「こんな写真です」と見て頂くと「ホォー」と喜んで下さった。
ホッ。

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