ゼラニュームの想い出

ヨーロッパの家の窓辺はフラワーボックスが設けられて、大抵はゼラニュームの赤い花が植えられている。
子供の頃は、ゼラニュームの匂いが苦手でそばに起きたくない花だった。
その印象が変わったのは、グリンデルヴァルトのシャレーの窓辺を飾るゼラニュームの美しさだ。
ヘルシンキ マリマッコの窓辺
赤いゼラニュームはどこを切って挿しても直ぐに着いて、ドンドン増えていった。
どこででも見かける、ゼラニュームだった。
当時は容易い花なので、気にもかけず、つまり水やりも適当にしていたら、いつの間にか絶滅してしまった。
ここ数年、ゼラニュームは種類が増えた。
バラのような咲き方をするゼラニュームも現れた。
そうなると匂いも気にならなくなったというより好きな匂いに変わっていった。
今度は消えるのが怖くて、冬の前に挿し芽をしておいた。
以前のゼラニューム同様に、手もかからず、挿し芽は着いて花芽まで上がっていた。
親株は一回り大きくなって、植え替えが急かされる。
挿し芽の鉢上げと親株の植え替えに今日は一日費やした。
もう、置き場はないし、植え込む土地もないというのに。
いよいよ、窓辺を作らねば・・・。
フィンランド イッタラ村の個人庭
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