君知るや大黒本しめじ

バタンと車のドアの音がすると同時に、友人のSさんがダンボールを抱えて玄関に現れた。
「何?」という私に「早く開けてみて」と箱を渡された。
箱の割に軽い。
何だろうと言っても「早く開けて」というばかり。
しっかりと封がされてこういう時こそ開けにくい。
ハサミで切って封を開けると中は又箱。
そこから現れたのが「大黒本しめじ」
比較のためにレモン絞りを添えて写した。
それはそれは立派なしめじで、見たこともない。
世の中には私の知らない世界が沢山あるとは思っていたけれど、その一端に触れると仰天するばかり。
スーパーのしめじはシロタモギタケ属で本しめじはシメジ属と区別されているらしい。
本しめじの栽培はむつかしく流通していなかったけれど、タカラバイオが栽培に成功して1年を通じて安定供給されるようになったそうだ。
それでも、高嶺の花には変わりないけれど。
明日、姉母が夕食に来る日なのでそれに間に合わせてくれたようだ。
香り松茸、味しめじと言われる本物のしめじを明日姉母にご馳走しよう。
90才を前に本当の初物になるだろう。
 

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