無花果到来 ‐ お裾分けの定義

「無花果を送るねー」と電話を頂いて首を長くして待っていた。
今年も、いちじくは何度も買ったけれど、いちじくは当たり外れの大きな果物で、膝を叩くほど美味しいいちじくに今年は当たってなかった。

宅配便の車が止まると、チャイムも待たずに印鑑を持って飛び出した。
クール便だったので箱は冷たくすぐにも頂けそうだ。

見事見事、1個の重量が優に100gを超えている。
手のひらにずっしりと重い無花果にかぶりついた。
柔らかい果肉の中に、口の中でプチプチと弾ける感触が舌に伝わる。
思わず2個をペロリと頂いた。

大橋 渉さんの文章に、

美味しいものに出会うと、誰かに勧めたくなる。
けれどもそれは無料でなければ美味しさは伝わらない

と書いていた事を思い出した。
(美味しさ)-(料金)= 0
だったかなー?
そんな風に書いていたように思う。
私も美味しいものに出会うと、喜びそうな人の顔を思い出す。

余裕があればおすそ分けをしている。
美味しさは無料の時に一番美味しいのだとか。
まぁ分からなくもない。
けれど、それは頻繁であってはならないとも書かれていた。
それはやはり気持ちの負担になるから。

なるほど、言えてるなー。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

グルメ・料理の情報収集

ブログランキングでグルメ・料理関連のブログをご覧いただけます。
ページ上部へ戻る