リメイクの楽しみ|再生された籠
大好きなものは、使う頻度も多くなる。
その内どこかが壊れて使えなくなるけれど、どうしても捨てることも出来ずに
ここ5年間は眺めて暮らした籠が、リメイクされて帰ってきた。
千葉時代に勝浦の朝浦で買った。
籐製でたっぷり入り、車移動の私にはこれ以上便利なものはなかった。
ぶどうの籠を買う時に持ち手についてしつこく質問をしたのは、このかごの思い出があったからだ。
持ち手が悪いと、ほつれた籐が手のひらの中でクルクルともつれる。
到底持つ気になれず、捨てるも出来ず、眺めてはため息をついていた。
6月の企画展の時、先生方は手作りの革のバッグをお持ちになっていた。
革は艶が出て、革独特のいい味を出していた。
そして、持ち手はそれぞれの好みに合わせて柔らかい革であったり布であったりした。
籐のかごは籐の持ち手を巻かなければと思っていた気持ちがスーッと楽になった。
布か皮を巻けば再生できるかもしれない。
昨日籠は、再生された持ち手をつけて帰ってきた。
一段と持ちやすく、かごの表情まで若返った。
これなら終生私の傍にいてくれるだろう。
やったあ~と歓声をあげるほど嬉しかった。
土地の恵み。比良からトマトが届いた。
真っ赤な完熟トマト、これを食べると他のトマトの味が薄くなる感じがする。
モロッコいんげんや採れたてきゅうり、なすも頂いた。
今日は姉母の食事の日。
インゲンは糸こんにゃくと一緒にごま油できんぴらのように仕上げた。
きゅうりは浅漬と、鱧の皮と一緒に酢の物にした。
トマトはハンバーグに添えようか。
ハンバーグに本しめじを1本を刻んで入れた、美味しくなーれ。
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