猛暑の金沢ーお料理貴船
祇園祭で京都四条通りは大賑わいとのニュースを背に早朝に金沢に向かった。
気温は朝の内から30度を超えていて車を降りるとサウナに入ったように熱波で全身が包まれる。
「ここまでの暑さは初めて」と毎年同じセリフが更新される。
金沢貴船のランチの予約日だ。
もう何年通っているだろう、そろそろ中止してもいいし、他所の開拓もしてみようかと言いつつも行けばここがいいと思わせてくれる。
何年通っても同じ料理が出た事が無い。同じ月だと被りそうだがそれが無い。それがまた美味しいとなればファンは増えるばかりで予約時の競争率は高い。
今日の先付けは、トウモロコシの豆腐に蟹のジュレ掛けと鱧すし
ここでは小さな盃に能登の濁り酒を一口頂く。
刻んだ胡瓜とうなぎ 刻んだ茗荷と青じその薬味がウナギにあっていた。
焼き鮎と翡翠ナスの椀物 葛仕立て 熱々で運ばれた。
キンメダイをパスタ用の強力粉をつけて揚げたもの カリカリして美味しい。
焼きナス、酢玉ねぎ、オクラ添え
冬瓜に細かい切れ込みを入れてステーキ肉の下に敷き、白髪ねぎの素揚げをトッピング
万願寺ソースかけ 万願寺の中に黒生胡椒が入っていた
太刀魚の炊き込みご飯 太刀魚は骨が硬い魚と思うけれど綺麗に抜かれて、太刀魚のインパクトの濃いご飯だった
デザートは生姜のグラニテと桃のコンポート
最近時々貴船の料理にフレンチやイタリアンに通じる変化を感じる。
それは粉であったり料理に添えるたれがソース系のようであったり。
未だ目が離せない。
帰り道は初めての道を通った。
金沢は角を回ると新鮮な風景に出会う。
余りの暑に観光客の歩く姿は少なかったけれど北陸道の車は多く、SAは満車で駐車待ちの車が車道に溢れていた。。
永年金沢に通うけれど、初めての光景だ。
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