台風の静けさと比叡山の守り
台風が近づいているとは思えないほど、澄んだ青空が広がっている。迷走する台風が紀伊半島から直角に北上すると予報されているにもかかわらず、空の様子はまるで嵐の前の静けさのようである。
一方で、台風から離れた地域では大きな被害が出ていると聞く。滋賀県は災害が少ない地域として知られているが、地元の方から「滋賀県は比叡山で守られている」と伺った。最澄が延暦寺をこの地に建立したのは、比叡山のパワーを受けたからであるとも伝えられた。
「本当だろうか?」と思わなくもないが、そう思ってしまうほど、この地域は守られている気がする。今朝も、比叡山は雲が切れ、くっきりとその姿を現していた。そんな守りの象徴とも言える比叡山が、今日も私たちを見守っているようである。
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