日赤病院の不思議

今週の月曜日に、医療相談の窓口を訪れて以来、3度の話し合いの機会を持った。
5日間に3度の機会となると流石に疲れた。

姉母の脳梗塞については、今日神経内科の主治医と今後の治療について説明を受けた。
脳梗塞を起こした時間は特定しにくいし、もし3時間以内に「tPA」(血栓を溶かす米国の薬の使用)を希望しても大腿骨骨折をしていると多量出血を招く危険性があるので使えなかった。

「今、行っている治療がベストでしょう」と説明を受けた。
それを聞いて、胸のしこりが解けるような安ど感はあった。
けれど、脳梗塞の治療は早いに越したことはない。
私が変化に気付いてから24時間後に治療開始していることはやはり遅い。
これは整形外科の担当医と面会して話し合いは終了したので、今後は回復に向けて本人と家族が協力する事になる。
手術日を今日調整するはずだったのに、何故か整形の主治医は現れず、手術の日程は決まらなかった。

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最も私が怒ったのは家人のヘルぺスを診断できなかった事だ。
このつまらない話し合いに3回の時間を費やした。
素人でも分かるヘルペスを診断できず、日赤の救急の役目は何だろうか。
日赤の救急は、「診断できない時は診療の日に出直してもらう」と決めているので、ヘルペスと診断しなかった医師の処方に落ち度はないと言う見解が示された。

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「それって、今の内閣と一緒じゃないですか」というと事務方はうなずいた。
「医師の診断に疑問があると、周りはみんな分かっているけれど、組織として認めるわけにはいかない」という事らしい。
認めればどれほど法外な慰謝料を吹っ掛けるか分からないという心配でもあるのだろうか。
担当医師と面談して解決する方法もあるけれど、この医師は面談すればこじれると病院側は判断している。

この問題は、病院内で起きた問題を院長出席の会議にかける事を約束してくれた。
けれど、その結果が私に知らされることはないだろう。

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