庭仕事から感じる体力の変化と暮らしの選択

昨日の球根植えに続き、買い込んだ苗を植え始めたものの、昨日の疲れが残っていて思うように作業がはかどらない。それだけでなく、体力の衰えを痛感する場面が増えた。古いプランターを壊して使える植物を取り出し、鉢を洗うという作業も、わずか2鉢で音を上げてしまう。捨てる土の重さにも疲れが募るばかりだ。

種から育てた苗がたくさん芽を出しているのに、いつになったら本植えが完了するのかと暗澹たる気持ちになる。もしかすると、そろそろマンションに住み替える年齢なのかもしれないという思いがふと頭をよぎる。

今年は家人が重いものを運んでくれているが、来年も頼れる保証はない。
団地内を散歩すると、手入れされず放置された庭を見かけることがある。住んでいないのかと思えば、そうでもなさそうだ。きっと手が回らなくなっているのだろう。このままでは私も、同じように庭を持て余す日が来てしまうかもしれない。そんなことを考える日が来るとは思ってもみなかった。

友人たちの中にも、膝や腰の痛みを抱える人が増えた。今普通に動けていることを幸せだと感じるとともに、それを長続きさせるためには無理をしないことが大切だと思う。「疲れる前にやめよう」と心に決めてはいるけれど、これがなかなか難しい。80歳の山脈を前にして戸惑う日々があるとは思いがけない発見だった。

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