尊敬する人

久しぶりにアンケート用紙を頂いた。
質問項目のひとつにお決まりの「尊敬する人」欄がある。
小学生の頃から、苦手な質問である。
子供の頃には偉人伝当たりから適当に選んでいた。
なぜ尊敬するのかなどと突っ込んだ質問もなく、書いた事も忘れる程度の物であった。
この年齢になって、改めて質問されると小学生の頃に適当に書いていた頃とは少し違い、適当に書くわけにもいかず、果て誰だろうと考え込んでしまう。
偉大な人を尊敬している訳でもない。
藤沢周平は好きな作家ではあるが会ったこともなく作品は好きだけれど人物を尊敬しているとはすぐには言い切れない。
色々考えて「夫」と書くことにした。
家族は私が夫を尊敬しているといえば腹を抱えて笑うだろうし、私の友人知人は
「なんと不気味な夫婦」かと仰天をするだろう。
夫婦として毎日何かと小競り合いをする相手ではあるが、ひとつの仕事を成しえた人として尊敬している。
周りを見渡せばそんな人はゴロゴロいるが、最近は継続してひとつ事に情熱を燃やした人に尊敬の念は湧いてくる。
それは、私が年を取ったと言う事なのかも知れない。
コメント
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お久しぶりです。
尊敬する人ってなかなか思い浮かびません。
昔の偉人といっても実際にあったことないのでなんとも現実味ない気もしますし。
で、思いました。
私も相方さんかなぁ~。
自分に無いものをいっぱいもってて、人間として偉いなぁ~って思ってます。でも思いとはうらはらな、日々『鬼嫁』ですが(*´艸`)
いのぶさん お久しぶりです。
ブログは毎日拝見していますよー。
尊敬している人って難しいですねえ。
夫には思いとは裏腹な攻撃を繰り返していますが信頼して尊敬していることは間違いなさそうです。
そうでなければ40年付き合ううちに飽きるでしょうね。