大病院にモノをいう時2|姉母看護日記

大病院は流石に対応が早い。
今日病院に行くと、姉母の主治医が1時からお会いしたいと連絡をしてきた。
私は、二人ではお会いしたくないと伝えると、施設長が同行しますと言うので面談の機会を持った。

姉母の脳梗塞の発症について主治医に医療過誤があったのではないかと昨日相談室に申し入れた事から早い面談になったのだろう。
主治医の弁解説明に終始する事になるだろう面会室には、施設長と主治医と入院2日目に私の強い要請で診察をして下さった整形外科の別の医者の3人が待っていた。

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バラの窓辺

私の怒りは、脳梗塞と分かってから夜に連絡があった時に「転んだ理由は脳梗塞が原因だった可能性は」とお聞きした時に主治医は「それは考えられます」と言いながら、入院した日に私の申し入れで診察をした時には「脳梗塞と思われる所見はなかった」と相談室に返事をしていることだった。

この矛盾に逃げの一手の医者に何を言っても無駄だろうと私は思っていた。
どういう検査をして脳梗塞ではないと判断されたのかと言う質問に「本人がだんだん良くなってる」と言ったからとか、「万歳が出来たから」とか素人のような事をおっしゃる。
血液サラサラの薬を飲んでいる人はおかしいと思ったら痴ほうの心配より脳梗塞の心配をしてほしい。

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沖縄のパッションフルーツ

神経内科の先生は「脳梗塞の場合は肩のあたりに梗塞はないけれど、指先にあり、足は反対に腿の方に梗塞があり足の指にはない」と説明された。
「せめてそれくらいの基本知識は持ちましょう」と私がいうのもおかしいけれど。
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北海道のアスパラ

姉母の診察をした時の診療録も書いてないと言う。
まるで、通りすがりに病室を覗きましたという状況である。
若い主治医は全く分かっていない。

医療過誤で裁判でもしようと言うわけでもないけれど、もう少し患者の立場になって真摯な治療に当たってくれるように言うしかない。
姉母は、入院しているのだからこれからは神経内科と整形の力で出来るだけ姉母を早く治してほしいと話を閉めるしかなかった。
「全力を尽くします」と言う言葉を信じたい。

家人が手術したのは20年くらい前である。
義兄がニュウボウガイパジェットの手術(ミスと思っている)で亡くなってから13年が経過した。
場所は違うけれど、どちらも日赤である。
1週間に2回も経験すると、医療過誤は他人事ではないと思わざるを得ない。

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