プレ誕生日
去年までは、この時期はskogで「しまいの月の贈り物」の最終日とか、翌日とかという時期だった。
毎年、12月の作家さん達にお祝いをして頂いた。
あーープレ誕生日の事でしたね。
以前にも書いたことがあると思うけれど、私の戸籍は1月1日生まれになっている。
本当は、12月 16日だと言う事を長姉に聞いていた。
毎年、お祝いの電話をくれる長姉に「何時頃に生まれたのか」を聞いてみた。
私が、生まれたのは姉が廊下の拭き掃除をしていた時だった。
と、いつも聞いていたけれど何時頃というのを聞き忘れてた。
長姉は我が家の生き字引で、彼女がいなくなると我が家のファミリーヒストリーは危うくなる。
この頃、姉は会うと昔の思い出話を何度も繰り返す。
先日「あんたが生まれた時は、男の子を待っていたお父さんはがっかりして、名前も付けなかったよ。可哀そうだからと母方の叔母さんが名前を付けてくれた」と聞いた。
前にも聞いていたようには思ったけれど、やはり小さくショックだった。
今は、いい家族がいるし姉たちには頼りにされているので、マッいいか。
ずーつと昔、母に「私の本当の誕生日は?」と聞いたことがあるけれど答えは「忘れた」だった。
だから生まれた時間を聞いたのは今日が初め。
姉は耳が遠く、電話では話しにくいけれど、「廊下を拭いていたのは何時だったの?」と聞くと7時半頃と分かった。
戸籍が1月になったのは父の親心で、昔は数え年と言って生まれた年を1歳として、お正月でもう1歳を加える。
つまり生まれてすぐ2歳になるのは、女の子としては不憫だと判断したと聞いている。
この小さなエピソードも、17歳で死別した父との思い出で一寸嬉しかった。
生まれた時間が分かるのがこんなに嬉しいとは。
今日は、家人からポインセチアの鉢を、娘から好きなケーキを買っていいと言われて,可愛らしいのを2個買ってもらった。
スノーマンは可愛すぎて、後ろから一寸かじった。
台はチョコレートだった。
朝の内に出かけると、近くの山が半分白くなっていた。
私の誕生日に雪が降ったのは記憶にある限り、初めて。
一生忘れない誕生日になった。
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