きなこのしっぽ

きなこが我が家に来てから8月1日で3年が過ぎた。
カーテンが揺れても食事ができないほどの臆病者に育ててしまった。
きなこが初めてトリミングをした日から犬毛を取り置きした。
年をとったらセーター位は作ってやろうと思っていたからだ。
所がひと月に1度のトリミングでは糸を作る長さにならず、全て使い物にならなかった。
今まで一度もトリミングしなかったところがある。
きなこご自慢のしっぽだ。
しっぽの毛は長いから糸にできるだろうと、作家さんが認めて下さった。
ならばそこしかないよと言い聞かせ、今月は思い切ってトリミングをした。
P1130785.JPG
befor
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after
夏らしくすっきりして少しは痩せても見える。
その内また伸びてくるとは思うけれど、背中に巻き上げて優雅に揺らしていたしっぽがないのは寂しくもある。
多分、きなこは何も感じてないのだろうけれど。
昼寝の途中で「ニャ、ニャ」と猫のような寝言を言う。
そのうちしっぽまで振り始めた。
どんな夢を見ているのだろう。
「きなこ」というとしっぽは止まり、恨めしそうに三角の目をして私を見ていた。
ゴメンネ、きなこ。
今度は起こさないからね。

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