夏の午後、空に湧き立つ感動

夏の午後、湖西道路を走っていた。
カーエアコンの効きが甘く感じるほどの暑さに少し辟易しながらも、ふと視線を空に向けた瞬間に、思わず「うわっ」と声を上げてしまった。
山並みの向こうから、真っ白な入道雲がもくもくと、そしてゆっくりと湧き上がっていた。
その姿はまるで空に向かって咲く巨大な白い花。いや、綿菓子のようにふわふわしていて、けれどもそのスケールは比べものにならないほど大きい。
どれも純白で、形も個性的で、まるで空が遊んでいるかのよう。
少し目を細めると、その雲の隙間に太陽の光が差し込み、輝いて見える。
「たまには雨を降らせてほしいよ」と心のどこかで思いながらも、こんなにもギラギラした太陽には、やっぱり入道雲がよく似合う。
夏の空を彩る、その堂々たる姿に、思わず感動してしまった。
入道雲を見るたびに、「ああ、夏が来た」と思う。
そして、こんな風にふとした瞬間に、自然の美しさに心を揺さぶられることが、どれだけ贅沢なことかを思い出させてくれる。
今日は、そんな特別な夏の一瞬をもらった気がした。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。












私も同じ思いで夏空に遊ぶ雲を見てました!余りにも楽しくなって一人興奮!!
買物した時、携帯電話わすれてすまいましたが。(出てきました)
夏空に浮かぶ白い雲大好き❤です
明子さん、コメントをありがとうございます。雲は形を変えるので見てて飽きませんね。太陽が当たると透き通るような白さで輝きますものね。あなたも雲を見るのがお好きとは、嬉しい共通点ですね。