梅雨前の静かな庭にて

先週は何かと忙しい一週間であった。
そのため、日曜日のゆったりとした時間がひときわ有難く感じられる。
梅雨入りが間近に迫ったどんよりとした空模様も、むしろ心を落ち着けてくれるように思える。
このように静かな時間を嬉しく思ったのは、これまでになかったことかもしれない。
庭の薔薇はすでに花期を終え、今は遅咲きのクレマチスやアスチルベが彩りを添えている。
最近になってタチアオイが咲き始め、寂しさを感じていた庭に、八重咲きの豪華な花を咲かせている。
昨年植えた株であるが、今年は大きく育ち、薔薇に劣らぬ、いやそれ以上とも思える美しさである。
のんびりと庭を眺め、午後にはニンジンケーキを焼く。
そんな何気ない行為に、いつもとは違う時間の流れを感じる。
少しずつ、これまでの生活が変わりつつあるような気がしているが、さて、どうであろうか。
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