春の足音と庭の目覚め

急に気温が上がったので、久しぶりに庭に出てみた。 冬の間はほとんど手をつけられなかった庭も、そろそろ春の準備をする頃だ。 気になっていたクレマチの挿し芽は無事に根付いていたので、日の当たるところに移動させよう。

ふと目についた雑草を抜き始めると熱中して、じんわりと汗が滲んできた。 陽射しのある場所では汗ばむほどだが、風が吹くととたんにひんやりとした空気に包まれる。 この微妙な気温差に、まるで足元がふわふわと浮いているような不安定な感覚になる。

今年は、見慣れない雑草が勢力を広げている。Googleで検索してみたもの、似たような植物がいくつか出てくるが、どれも決定打に欠ける。

庭の片隅では、家で越冬させたシクラメンが、やっと蕾を持ち始めていた。昨年は既に満開だったのに今年は随分遅れている。 寒い間じっと耐えていた蕾が、漸くほころび始めたのを見て、春の訪れを実感する。

冬の名残を感じつつも、確実に春は近づいている。 そろそろ本格的に庭を整え、花々がのびのびと育つ準備を整える時期が来たようだ。

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