春の訪れと庭の風景

急に暖かくなったので、庭に出てみた。
やはり庭には春が訪れていた。一番多く芽吹いているのは、毎年のことながら「貝母草」だ。至る所から顔を出している。

クリスマスローズは、大きな葉の中に花芽が見えたので、再度大きな葉を切って花芽を際立たせた。大した手入れもしないのに、毎年花を咲かせてくれるのは嬉しいものである。ただ、花の数は年々少なくなってきたように感じている。以前たくさん整理したものの、今となってはやはり多すぎる気もするので、今年は再度整理する必要がある。

庭に本格的に取り組んでから20年が経つ。
この20年の間に、日本中のガーデナーの庭を見学し、珍しい花を植えたいと思った時期もあった。しかし、今はその気持ちもすっかり落ち着き、メンテナンスがしやすく、春にはそこそこ花が咲く庭を目指している。

薔薇やクレマチスの誘引は家人に任せていたため、いつの間にか高い位置に誘引され、手が届かなくなっていた。今年は、随分低い位置に誘引している。花が咲いたら改めてご紹介したいと思うけれど、正直なところ「少し低すぎるのでは」と思っている。

毎年、「ヒヤシンスの水耕栽培を失敗する準備」のブログ記事がよく読まれている。

ということは、多くの方がヒヤシンスの水耕栽培にご苦労されているのだろうと推察している。
秋口の安い時期に購入し、試してみても、土に植えたものと比べると貧弱な花になりがちで、失望することが多いものである。
そこでここ数年は、年を越えてから、もしくは年末近くのホームセンターで見かける芽出しのヒヤシンスを購入するようにしている。大体3球入りのものを買い、土を落として水耕栽培用の鉢に移し、室内に置くと、1週間ほどで花が咲き、部屋中が良い匂いに包まれると言う成功例が多いとみている。

先週までは越前海岸の水仙の香りに満たされて、今週はヒヤシンスの香りに包まれている。
寒い季節の室内は今が一番優雅な時期である。

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