拉致被害者支援の現場で感じたこと

京都駅前のクリニックに行った際、交差点の四つ角で署名運動を行っている人たちが、拡声器を使って協力を呼び掛けていた。ちょうど信号が青に変わり、道路を渡った。

渡りながら聞こえてきた署名運動の趣旨は、「拉致被害者家族を支援する」というものだった。渡りきったところで、署名場所に行き「拉致被害の支援ですか?」と尋ねた。というのも、人波の多さに比べ、立ち止まって署名する人が少ないことが気になったからだ。

私が署名した時点で6人目だった。私の前に署名した人も、ほとんどが県外の人だった。「一日も早く解決しますように」と願いを込めて署名を終えた。

帰りの道で署名運動の意義について考えた。
拉致被害者の蓮池さんたちが帰国したのは、2002年だった。あれから23年が経過したけれど未だにその後の進展が見られない。今日の署名にどれだけの力があるか分からないけれど「拉致被害者とその家族の事を忘れてない」と言う意味ではご家族の力になると思った。

横田めぐみさんのご両親にとって、その生涯はめぐみさんを生還させることだった。お母さんの早紀江さんは今年で89歳になられるとのこと。もう時間がないことは明白だ。一日も早い解決を強く望む。

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