漂流する日本

重苦しい日々が続いている。
暗中模索といった政策、こんな時期に信用できない人に舵取りを任せるしかないのかと暗澹たる気持ちで、気が塞ぐ。

庭のクリスマスローズを大きなガラス瓶にたっぷりと活けた時に、突然啄木の短歌が浮かんだ。
「友が皆 我より偉く見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻と親しむ」
ここで言う友とは、私にとっては皮肉を込めて安倍内閣としたい。

いつの間に日本はこんな子供のような国になったんだろう。
子供の言い訳のようなことを時の総理が繰り返しても、まかり通る国。
かつての日本はもっと正義があった。



桜が汚れていたと大騒ぎしたのは、つい先日の事。
今は去年の桜の話どころではない、世界中を吹きまくるウイルスと不況の嵐。
リーマン以来少しずつ積み重ねた積木は、悪魔にあたかもあざ笑うかのように突き壊された。
誰にも経験のない暗い世相、せめて言葉に意味や感情のある人に舵取りをして頂きたい。

コロナ新型ウイルスで世界中が大騒動する中、またぞろ森友問題が再燃して来た。
昨日の安倍総理の人ごとのようなコメントには失望した。
何を言われても、東京高検検事長の定年延長をしてしまえば乗り切れると思っているのだろうか。
実に分かり易いので、まさかそんなことはあるまいと思わせてしまう。

安倍総理の言葉は軽すぎる。
「断腸の思いです」は度々耳にする。
「どんな意味ですか」と聞けるものならお聞きしたい。
いとも簡単に根拠は無くても断言してしまう。
コロナ新型ウイルスの件では度々出現した。

今こそ、「麒麟」を待っている。


中国 黄山の風景
この時は武漢にも滞在した。大都会だった。

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