時間に乗っ取られない暮らしを目指して
今朝は低温が予想されたので、きなこの散歩は昨夜のうちに「申請中止」となった。
午前4時50分に目覚ましが鳴ったけれど、もう少しと目をつぶると次に目覚めたのは1時間後であった。
急いで朝の支度にかかったが、何時もより1時間遅いスタートなので何時もの時間に仕上がるはずはない。
けれど、いつも通りに間に合わせたいと内心は焦っている。
今年は焦らず、ゆっくりをモットーにするという元旦の誓いが頭をかすめた。
書店で見かけた「暮らしの真ん中」と言う雑誌の表紙に「時間に乗っ取られない暮らし」というタイトルが印象的だった。
パラパラと立ち読みをしただけなので詳しくは分からないけれど、乗っ取られない為の解決方法は「早起きをする」か「仕事量を減らす」事だそうである。なるほど、言われればその通りであるがどちらも難しい。
朝のルーティンの為に早起きをしている。それでも分単位で家の中を走り回っている。
時々省略するとしたならば何を省略すべきかは考える事がある。
私は午前中が元気のピークで午後はダウンがち、なので大事なことはなるべく午前中にと詰め込んでいる。
この一部を午後に回すことが出来れば時間を乗っ取られた事にはならないはずだ。
しかし、これも難しい。
夕食は午後5時を目途にしているので、午後も3時半からは支度にかかる。
昼食の後、2時間くらいの時間があるがここを家事に使うと休憩時間が無くなる。
しかし、完全に「時間を乗っ取られている」ことに間違いない。
朝食後の1時間はブログを書くことが多い。
これを夜に回すと、余裕時間は生まれそうであるが、夕食後はゆっくりしたいと言うのが本音である。
いつの間にか本を読む時間が少なくなった。アウトプットばかりで既に私自身は枯渇している。読みたい本はあるけれどベッドに入れば眠ってしまう。私はその眠り方を理想としているのでその時間には本を読まなくなった。
しかし、本も読みたい。
「何を省略すべきか」という課題が残されたままであるが、ここで一つの視点を持つことが大事だと感じた。
それは、「全てを完璧に達成する必要はない」ということであった。そして、「今日はこれだけできた」と自分を認める柔軟さを持つことが、心に余裕を生むだろう。
焦らず、ゆっくりをモットーに。 今年の誓いをもう一度胸に刻み、時間に振り回されるのではなく、自分のペースで暮らす喜びを見つけたい。
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