歯磨きの薦め-TePeの歯間ブラシ

母の介護を経験した時に一番困ったのは「歯科」だった。
顔をしかめて食事をする母を見かねて、歯科の放浪が始まったのは母が80代後半だっただろうか。
もう、35年か40年前の話だけれど、入れ歯の上手な歯科医としてNHKで紹介された高島市の藤本歯科医院に通い始めるきっかけになった。
それでも納得しない母に困り果てた時に、これ以上は大分県日田市の横田先生か岡山県備前市の武用先生しか治療できないと言われて、直ぐ岡山に向かった。新幹線から乗り継いで備前焼の町、伊部までを何回通ったか。
研究熱心な先生だったので、私も遠慮なく質問をした。治療が終わると持参したかまぼこや海苔などの噛みにくい食材でテストさせてもらった。いやな顔もせずに付き合って下さった院長は終盤には控室に母の弁当を用意してご自分でテストをされた。
母が大満足して帰りの新幹線で大喜びをした日が一日あった。翌日にはもう変わっていると言う人だった。
その後2人の姉の歯の治療にも苦労した。
きっかけになった高島市の藤本歯科医院に今は、夫婦でお世話になっている。

姉や母の介護を通して、筋力の衰えも生活の質を落とすと骨身にしみたけれど、噛む力もそれに等しい事を学んだ。
だから40代から40年間歯の手入れに頑張ったが、家系なのか全部自分の歯ですとは言えない有様だ。
そんな時、国産の歯間ブラシでは納得がいかず、藤本歯科医院に相談した時にご紹介下さったのがスウェーデン発の歯間ブラシTepeだった。
持ち手が短く、今まで使っていたものとは勝手が違がったけれど、これが正解で持ち手がペタンとつぶれているので持ちやすく力の加減もし易かった。
そして、是非一緒にとお勧めしたいのが歯間ブラシ専用ケースである。
収納しにくいブラシが立てられるので、乾かし易い。
旅行の時はこのまま持ち運べる。ハンドバックに入れても場所を取らない優れもの。

Tepeの歯間ブラシはサイズが0.1mmずつ刻まれているので、何本か用意すると丁寧なケアが出来る。
同世代の方々に、いやもっと若い方々に是非お勧めしたい。


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