断捨離考

人は暮らしていると、細々とした物が身の回りに集まってくる。
それらをどう片付けるのか、本まで出されるくらいの大問題だ。
元々あったところに片付けなさいと大抵の本には書いている。
それは、正しいのだけれど、元々あったところが窮屈な場所だったら、ついすぐに片付けるとはいかないものだ。
片付ける場所に、大きな空間があればすぐに片付ける気持ちは起きる。
話が変わるけれど、最近の洗濯洗剤は液体で元のボトルに詰め替えて使う。
洗剤が無くなった時、すぐに詰め替えるかどうか。
私は、朝一番に洗濯をするけれど、その時に詰め替えの封を切り、ボトルに入れる行動が苦手だ。
ところが、洗濯が済んで昼ごろに洗面所に行き、思い出した頃に入れ替えるのは鼻歌混じりなのだ。
同じ行為をするのに、したくない時とする時との間は数時間。
前者は「ネバナラナイ」という強制された感情があり、後者は「ついで仕事」」で気が楽なのだ。
毎日、そういう事を考えながら過ごしている訳ではないけれど、気がつくとそういう行動をしている自分に気がつく。
片付けも、強制力が働くとどうも上手くいかないように思う。
私の片付けられないものは、雑誌の類
毎月かなり雑誌を買っている。
本箱に入れると読まずに同じものを買って来る事もある。
それで、今年はスープファニチャーさんに本箱を創ってもらった。

家人は子供部屋のようだと笑うけれど、これはすこぶる便利。
好きな雑誌をすぐ手に取る事が出来る。
探す手間がいらない。
つまり、ストレスがない。
これらの雑誌を出したところに広いスペースが生まれ、何でも片付けられるようになった。
すると、あら不思議
あれほど苦手だった元に戻すと言う事も抵抗なく出来ている。
娘がどうせ3日坊主だろうと言うけれど、もう1週間保っている。
ここに片付けた雑誌の数冊は常にテーブルの上にあったのだから。
話が長くなったけれど、単に元の場所に片付けなさいというアドバイスだけでは、片付けられないと言うお話。
常にスカスカの状態を保つ術が断捨離なのだ。
断捨離しにくい衣料品は
一般法人 日本リ・ファッション協会宛に送られてはいかがでしょうか。
こちらで被災地に行くもの、東南アジアに行くもの、ウエスになるものの判断をされますが、誰かに着てほしいと思う衣料品はこちらにお送りすると気持ちが落ち着きます。
私の箪笥は今スカスカです。
心も軽くなりました。
今日で東日本大震災から半年、NY爆弾テロから10年
大惨事が背中合わせに起きる時代になりました。
明日の我身はわかりません。
今日出来る事は今日しておこうと思っています。

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