検査に映らない発疹と向き合う

薬を飲むたびに発疹が出る。自分としては「薬疹」だと考えているけれど、皮膚生検を受けてもアレルギー反応が証明されない。検査結果は「特に異常なし」と言われる。その一方で、実際に薬を飲むと皮膚に赤いブツブツが現れてかゆい。頭の中で矛盾がぐるぐる回ってしまう。

「検査で出ないのだから気にしなくてもいいのでは?」と言われても、実際に症状が出る身としては納得がいかない。検査がすべてを拾い上げてくれるわけではないのだろうけれど、医学的な根拠が示されない状態はとても心細い。自分の感覚を信じるべきなのか、医師の言葉を信じるべきなのか、その狭間で揺れる。

薬疹というものは、一見シンプルに「飲んだら出る」で説明できそうに思えるけれど、実際は免疫反応が関わるものもあれば、そうでないものもあるらしい。検査ではわからない仕組みで起こっている発疹が、自分の身に出ている可能性もある。つまり、単に「検査に出ないから違う」と切り捨てられる話ではないのかもしれない。

けれど、その曖昧さが余計に不安を大きくする。自分の体を守るために薬を避けたいと思うが、病気の治療には薬が必要であることも多い。そのジレンマにどう折り合いをつければいいのか、答えはまだ見つかっていない。

ただ一つ確かなのは、自分の体に起こっている現象を軽く扱わないことだと思う。検査で出ないとしても、体が示しているサインを無視せず、医師と一緒に慎重に向き合っていくしかない。

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