ハゲタカ4、グリード ‐ 真山 仁|北欧の和み ‐ 稲垣 早苗|影法師 ‐ 百田 尚樹

出来立てほやほやの本が届いた。
サイン付き!
真山 仁著ーハゲタカ4 グリード
真山さんの本はどれだけ読んでも次の本を待ちきれない。
しばらくぶりに手にした「ハゲタカ4 グリード」を夜毎読みふけり秋の夜長を楽しんでいる。
※「ハゲタカ2」の記事はこちらにあります
映画・ドラマ「ハゲタカ」の記事はこちらからどうぞ ↓
ハゲタカ ‐ 大森 南朋 監督:大友 啓史|(ドラマ)松田 龍平
最近では「手仕事を結ぶ庭」の後、稲垣 早苗さんの書いた文章が読みたくて「北欧の和み」をアマゾンから取り寄せた。
デンマークの窓辺の雰囲気に魅せられてデンマークに通うことになった経緯が、まるで金沢で暮らすようになった時のように書き出されていた。
2日もあれば読んでしまう本だった。
私が惹かれたのは本の表紙
好きになる風景がよく似ている。
わたしが初めてデンマークに行った時、ホテルの窓から隣の家の天窓が見えた。
明かりが灯り、ロッキングチェアーが見えていた。
オレンジがかった灯に惹かれて飽きることなくその天窓を眺め続けた思い出がある。
稲垣さんの行動力とバイタリティーには圧倒される。
彼女は射手座だろうかと、つまらないことまで想像した。
直近に読んだ本は百田 尚樹著「影法師」
1年ほど前だったか「モンスター」を読んでがっかりして以来百田さんの本は読む気がしなかった。
書評に「影法師」は面白いと書かれているのを見て久しぶりに百田作品を読んだ。
山本一力の人情物にどこか似ている。
下級武士の勘一と中士武士の磯貝彦四郎は身分を超えて刎頚の交わりをした。
勘一が家老にまで出世した影にはいつも彦四郎がいて、刎頚の交わりを示してくれた。
そのことを知ったのは彦四郎が死んだ後の事だった。
彰蔵(勘一)は両手で地面を掻き毟り、犬のような咆哮を上げて、ただ泣いた。
と結ばれている。
また勘一の妻みねの存在が大きい。みねは彦四郎の家の下女の娘だった。
当時は身分制度が厳しく、好きだからでは結婚は叶わなかった。
彦四郎はみねに惹かれていたけれど、武家の次男は養子にでなければならず、みねとは結婚できない。みねと勘一の幸せのために、すべてを投げ打った影法師の話である。
モンスターですっかり興ざめしたいた百田さんの本を再び読むきっかけが出来た。
「海賊と呼ばれた男」が面白いらしい。
グリードの後のお楽しみにしよう。
最近は読んだ本を次々に忘れていく。
読んでいるあいだは熱中しているのだけれど、次の本を読むとサラ~っと忘れる。
いいことだか悪いことだか。
「きょうの1枚」
家人は自宅に出張中
絡まった、ハーデンベルギアの整理やバラ誘引用のパーゴラ作り等々忙しそう。
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