初めての海外旅行と国際交流への思い

私が、初めて海外に行ったのは40年ほど前で、行き先はお決まりの香港であった。

それまで、日本と海外の違いについて意識するほどの知識も興味もなかった。誘われるまま、ほんの数時間のフライトで到着した香港は、驚きの連続であった。例えば、トイレットペーパーが赤かったこと。信号の位置も、日本とは異なり、かなり低い位置にあったと記憶している。

また、日本では高嶺の花だった海外ブランド品が、驚くほど安い価格で売られていた。国によって同じ商品の価格が異なることを知ったのもこの時で、異文化、映画のシーンのような風景に私の海外旅行熱は一気に高まった。


その後、年に一度は海外へ出かけるようになった。これも、「今でしょう!」という気持ちに突き動かされた結果である。
おかげで、世界の国情をほんのわずかではあるけれど垣間見ることができ、とても貴重な経験となっている。

かつては、日本は島国だからと、のんびりと暮らしていた。しかし、今や東京からニューヨークへ行くことは、北海道や九州に行くのと同じくらい身近になった。パスポートがあれば、誰でも自由に海外と行き来できる時代になった。

2025年の大阪万博では、インバウンド需要が期待されている。日本人の関心が薄くても、海外からの観光客がこの機会に日本を訪れてくれるだろう。日本人にとって日常生活が少し不便になったとしても、日本を知ってもらう良い機会になればと思っている

私が初めて香港を訪れた時に驚いたように、日本を訪れる外国人観光客にも、驚きや感動を味わってほしい。そして、国際交流が活発になり、お互いの国を理解し合うことで、平和な時代を築いていけたらと願っている。

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