酒田雛街道-山居倉庫・本間家旧本邸

酒田雛街道が3月1日から4月3日までの間酒田市内で開催された。
開催期間中、江戸時代から大切に受け継がれてきた由緒ある「雛人形」や、地元に伝わる素朴な「鵜渡川原人形」、さまざまな飾り物に願いを込めた「傘福」などが華やかに展示される、
新潟から出掛けると一番近い会場は「山居倉庫」だった。
去年の夏、欅が一番美しい時にも訪問しているが、今回は落葉して淋しいけれど、この時でないと雛人形は拝見出来ないので仕方がない。欅の葉が無くても倉庫のどっしりとした佇まいは、変わらない、好きな場所だ。

山居倉庫は1893年に建造された米の保管庫で酒田の観光ポイントになっている。
「おしん」のロケ地でもあったそうだ。

山居倉庫のお雛様は酒田の旧家加藤家のお雛様で、江戸時代後期の古今雛である。
雛段の前に来ると、立派なお雛様に圧倒された。雄雛43㎝ 女雛40cmと言う大きさで、目は玉眼、ガラス玉で作られている。衣装は見事な桐と鳳凰の刺しゅうを施した織物で、出来ている。


内裏雛と同じ段には共白髪の百歳雛が飾られている。
共に白髪になるまで仲良く暮らせるようにとの願いが込めらている。

雛屏風も金屏風ではなく「洛中洛外屏風図」で京都の町中の様子が描かれた特別なものだった。

次は本間旧本邸のお雛様。


お雛様の平額は、脆くなっているので、外されて、ちょっと寂しいお顔です。
大きなケースに入っているので、上から覗き込むようにして拝見した。
こちらも加藤家同様の大きなお雛様だった。

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