私の好きな場所 – 富山ガラス美術館

富山に行ったら素通りできない場所がある。
そこは「富山ガラス美術館」である。
ここの事は、何度も書いているけれど何度行っても飽きることがない。
ガラスの美術館なので、展示される作品の美しさは言うまでもない。
今回その中に佐々木伸佳さんの作品を見つけた。
佐々木さんに初めてお会いしたのは15年前の松本クラフト展だった。
その頃は今のような美術工芸品ではなく器やグラスが中心だった。
それでも周りの作品とは違う光が宿る作品だった。
一目で気に入ってskogのオープン時からお世話になった。
佐々木さんが師事していた安田 泰三さんの工房にお邪魔して、ベネチアガラスの繊細なレースを創る様を見せてもらった。
富山ガラス美術館に収蔵された作品は、それはそれは素晴らしい工芸品の顔をして納まっていた。
嬉しかった。



この場所が好きと、言うのは美術館のほかに図書館も併設されているし、アートショップもある事。
何より建物の佇まいが気持ちよい。
隈 研吾さんが好きになったきっかけはこの場所だったかもしれない。

そして、窓の下にはライトレールがのんびりと進んでいく。
この町に住んでいたのは45年前
雪が降ると道路に雪かきされた雪が積み上げられて、いつも靴を濡らしていた。
どんよりとした空と、空の中ほどに見える立山の姿が今でも鮮明に記憶に残る。
こんなに好きな街になろうとは思わなかった。
総曲輪商店街を自転車で走っていた若い頃の私を思い出した。

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