なつかしい人との出会い

なつかしい人、正しくはなつかしい人の絵に会いに神戸に行きました。
久しぶりの神戸行きもワクワクするけれど、Fさんの絵に会えるのはドキドキする。
Fさんとは10年前に船橋のデッサン教室で出会いました。
慣れぬ裸婦デッサンを四苦八苦しながら描いていた頃のなつかしい仲間です。
少し年上の紳士で温厚な笑顔を思い出します。
ご本人は忘れていると思いますが、おいしいうなぎ屋さんも、カタクリの花が咲く場所を教えてくれたのもFさんです。
私が博多に去った後、植物画を始めたらしくびっくりするような植物画の描かれたはがきを何度か頂きました。
でもそれは、写真なので原画を見たいから展覧会の日を教えて下さいと言っても東京の会場は教えて頂けませんでした。
そしてやっと、神戸で開催されるというお知らせを頂きました。
船橋から来られるFさんと時間を合わせることは出来なかったので、Fさんのいない画廊でFさんに10年ぶりに再会しました。
Fさんはシャイな方で「一番下手ですから慈悲の目で・・」などと言われますが、既に数年前からFさんには脱帽しています。
本当に来て良かったと思います。
ライラックの花房がもう少しで散りそうに限界までに咲いた絵でした。
もしFさんが傍にいらしたら多分照れくさそうに笑っているだけでしょう。
そういえば、船橋を去って以来メールの交換をしているのはFさんだけなのですが、毎週お会いしているときにお茶を飲んだ記憶もないような・・・。
裸婦デッサンに苦労してお互いに同情しあったからかもしれませんが。
「このライラックの絵、やさしい色ですねえ」と見知らぬ人たちの会話がうれしく聞こえてきました。
コメント
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本当にありがとうございました。このコメントをありがたくかみしめています。来月、来年のラン展に応募します。インドのシッキムに咲くランです。今では日本で最も親しまれているランですが、現地で調達し、株分けをした原種です。次回(再来年)の挑戦はカトレア。ブラサボラ アルマ キーをゲットしました。skogさんのような大胆でのびのびした絵を目指します。まずは今年の入選出来るかどうかです。
fさん
神戸の展覧会のご案内をありがとうございました。
繊細な植物画はいかにもfさんのお人柄ですね。
ラン展も楽しみです。去年もご入選されていましたね。
fさんにいわれて、そういえば私はfさんとは正反対の絵だったことを思い出しました。
それほど絵を描くことから離れてしまいました。
住むところもやることも変化に富んではいるのですが、少し落ち着きたくなりました。