山形旅行-蔵王

私の中で蔵王の樹氷は遠い存在だったが、思いがけないツアーを発見して小躍りで参加した。
遠くに見える白い山が蔵王

前日が春のような晴天で、立山がはっきり見えた翌日は雨になるとの例えの通り、宿を出る時は雨が降り始めた。
日本海側から内陸に向かうと、その雨も止んで薄日が差した時は、嬉しかった。
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蔵王では朱い大鳥居が出迎えてくれた。

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頂上付近は-10℃の予報が出ていた。
雨でなければなんでも我慢できる。
10時には到着したけれど、ロープウェイ乗り場は長い列が出来て3回待ちをした。

段々、頂上付近の空が怪しくなってくるのが分かるので気が気ではなかった。
先頭で待ったので、一番前席をget出来るものと信じて疑わなかった。
ところが、である。
テレビクルーのような人たちが案内されて優先的に乗り込んだ。
ゴンドラの中から撮影するわけでもないのに、一番いいところはなくなった。
これはかなり悔しかった。
ゴンドラを降りると次に乗り継ぐのだけれど、その時には優先して案内されなかったらしく、普通に乗り込んでいた。
それくらいなら、初めからそうしてよ。
30分寒いところで並んでいた私の胸の中は、ずーつと毒づいていた。

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低い所はブナ林でブナは樹氷にならないらしい。
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上に行くと樹林の間を滑る人たちがいる。
上級者なのだろう、見ていても気持ちがいい。
上に行くにしたがって、猛烈な風が吹き始めた。
ゴンドラに当たる雪の粒のゴトゴトと言う音が聞こえる。
頂上に着くと立っておれないほどの強風が吹いていた。
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三脚では周りに迷惑をかけるからと一脚を買って行ったのに、自分の体を支えることもままならない風は思いがけなかった。
前日は、素晴らしい撮影日和だったと、宿で観たNHKのニュースは伝えていたけれど、この日は視界もない。
家人に体を支えてもらいながら漸く何枚かを写した。

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一寸、体験出来ただけでも幸いだった。
この翌日は、寒さがぶり返してロープウエイは休業だろうと言われた。
本当に、運が良かったと思う。

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