変化する湖北 – 長浜市

2021年12月23日に長浜に発酵を中心とした体験型の商業文化施設湖(うみ)のスコーレがオープンした。

スコーレとは、ギリシャ語で「学校」を意味する言葉。
湖のスコーレは、この土地に根付く暮らしの知恵を学ぶ場所でもあります。
つくる人も、買う人も、売る人も、それぞれの中に小さな学びのきっかけが生まれる場所でありたいと思っています。
湖のスコーレWebサイトより

今流行りの「発酵」を中心とした「学び」の商業施設というサイトに出会ってから、何時か訪問したいと思う施設だった。
漸く花の季節を迎えた「ローザンベリー多和田」に行くことになって、ついでに足を延ばした。
長浜駅近く曳山博物館前の一等地に「湖のスコーレ」はあった。
この地域は、施設運営を担う株式会社 湖北ライフスタイル研究所が滋賀県長浜市の再開発事業として2020年12月よりレストラン、ベーカリー、温浴施設、ライフスタイルショップ、町家を活かした宿泊施設等を順次オープンさせている。
日本初となる個別利用区制度を採用した一体型開発を進めている。



私的には「暮らしの手帳」の古本が一番魅力的だった。
中身をパラパラとめくると、流石に記事は古いので未練たっぷりだったけれど返した。
商業施設は奈良の「くるみの木」のプロデュースなので、先日行った三重県のVISON(ヴィソン)とあまり違わなかった。
篭や大館曲げわっぱ、竹製品、ガラス瓶、土鍋、白い食器等々。
ただし、いつの間にこんなに高額になったのか。
発酵レストランでカレーのランチにした。
茹で卵の下に鮒ずしの飯を偲ばせて、混ぜるとチーズのような味がした。
糀ドレッシングのサラダ付き。


再開発事業の一環としてのレストラン「ビワ コラージュ」は庄内の「アル・ケッチァーノ」で修業されアル・ケッチァーノスピリットを受け継いでオープンされたそうだ。
庄内の「アル・ケッチァーノ」に行きたいと思いつつ機会に恵まれなかったので、「ビワ コラージュ」をさっそく手帳にチェックした。

この再開発を手掛けた長浜市は伝統的な曳山や、子供歌舞伎のある古い町で雪の多い寒い町だけれど、古い町並みを生かした黒壁スクエアという有名な観光地を持っている。
その上に新しく再開発事業として、全国的に名を馳せたレストランや雑貨施設を誘致し、又有名な鮒ずしやチーズの発酵食品で新しい需要を呼び起こそうとしているようだ。
我が家から65kmの距離だけれど、これからしばらく目が離せない。



同じ長浜にある老舗ギャラリー「季の雲」を訪問した。
蠣崎まことさんのガラス展を開催中
クリアーな照明器具に心惹かれたけれどやっぱりグッとこらえた。
家は照明器具だらけ、しかも壊れない。
久しぶりの長浜は楽しかった。

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