滋賀県立近代美術館の一日

滋賀県立近代美術館は明日から3年間の長い休館に入る。

マデカラフェスタ(美術館のこれマデとこれカラ)として色々なイベントをしていたけれど、いよいよ今日で最後の日となった。
1984年に開館して33年が経過し、未来へのタネとワクワクが詰まった「美の滋賀」の拠点として生まれ変わるためにリニューアル休館という事だ。

こちらの美術館に足しげく通った通っていたような気がしたけれど、この10年間はとんとご無沙汰している。
だから私の記憶では,美術館は未だ新しいと思い込んでいた。
この美術館が開館した頃に絵を描き始め、県展、市展、風景展とお世話になった。
バックヤードから搬入して、審査の結果を待つ間の不安な日々が甦った。

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今日は美術館の学芸員さんの解説を聞きながら常設展を見て回った。
いつもより、100倍も楽しい美術館だった。
pm4:00からはクロージングセレモニー、館長さんのご挨拶の後は、隣接する東大津高校吹奏楽部の演奏があった。
夕方からニュース用と思しきテレビが何台も入って気がそがれるけれど、最後の日となると仕方がない。

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美術館の庭に面したガラスは、「コチラとムコウ」という中村 麦さんのワークショップで描かれたもの。
窓のムコウ側に見える景色を、コチラ側の窓ガラスに特殊マーカーで描いたもの。
29日からの3日間でガラスと言うガラスは描き尽されていた。

昨日と一転して冷たい雨の一日になったけれど、3年後を愉しみに明るくお別れしようと、高校生の演奏する「アニーローリー」の曲が流れる中、出口に促されて美術館を後にした。

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