旅の後先

登山の経験がない私にとって、3000m級の山が並ぶ南アルプスを間近に見る機会は中々ない。
それだけに、目の前に見える聖岳は、初対面の感動ものだった。
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花桃

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光前寺の桜

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水仙ロード

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梨畑から中央アルプス

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そして、信州に行く都市では見かけない看板を見かけることもある。

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神楽の湯

けれど、旅にアクシデントはつきもの。
天候不順は想定内、されど道路に関しては、事前予測をしていても思いがけないことがある。
下栗としらびそ高原に行く場合はくれぐれも、しらびそから下栗に入るようにとアクセス案内には書かれていた。
そして、けっしてナビを頼ってはいけない。
飯田のインターから天竜川を越えて喬木村を目指す事、ナビはとんでもない所を案内する場合があるのでくれぐれもご注意をと知らされていたので、行きは余裕でしらびそ高原に着いた。

狭い道も幸い交通量が少ない時期だったからスムーズに通過して、昼間の人のいない神楽の湯も楽しめた。
帰り道をナビに入れると意外と近い。
家人の慰労を兼ねて、少し遠回りをすれば「関のうなぎ屋」に寄れそうだと期待を抱いて帰途に就いた。
所が、所がである。

天竜川を越えて来たという事は天竜川を越えて帰らねばならない。
飯田に帰るのは遠回りになるので、飯田山本を目指してナビに従い車は南下。
さあもう直ぐだと思って天竜川に架かる橋まで来たら「全面通行止め」と看板があった。
少し手前から通行止めの看板はあったけれど。指し示す地名は知らないところなので、関係ないと思い込んでいた。
阿智方面とか中央自動車道方面とか書いて欲しかった。

橋を渡らねば帰れない、人家もあまりないようなところで心細くなる。
また、スマホを頼りに検索すると、はるか先に橋が架かっている。
ナビにはその先に通行止めマークが出た。
「行くだけ行かねば帰れない」の一徹で車を走らせた。
渡る先に通行止めマークがあるけれど、橋を渡らないと帰れないのも現実。
夕方の日差しが明るいのを幸いにして思い切って渡った。
車一台がやっと通れる道、左手は断崖、直ぐ下に天竜川が流れている。
その先は二手に分かれていて、行く手は通行出来た。
それからは夢中の運転、眠気が来るなんてもんじゃない、対向車が来ないことを願いながらスリル満点の道をひたすら走った。
何処を走っているのかも分からなくなったけれど、ナビに頼るしかない。
結果的に大きく迂回して天竜川のICに行きついた。

その時スマホからお知らせが来た。
「予定のお店は1時間以内に終了します」
もう、行く気はなかったけれど、やっぱりがっかりした。

下栗は飯田コースが一番いい。
ご計画中の方は、くれぐれもご注意ください。

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花桃の里

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