桜の追いかけ-増泉寺、くよとの枝垂桜

増泉寺の桜は、瓦の門の上に落ちてくるような桜で、天蓋桜と言われている。
既にかなり散っていた。

お寺の名前があるから辿り着くだろうと気楽に考えていたけれど、まさかと思うような狭い道を恐々進んで行きついた。
次の毛賀くよとの枝垂れ桜はギブアップ。
桜には番地がない。あっても車のナビには該当なしとなっている。
ところが、スマホが案内してくれた。

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何もない土手に桜はあった。
「くよとの」と言う名前は「供養塔」の事らしい。
樹齢300年、満開なら見事な滝桜なのだろう。
周りに咲く花桃があでやかで、影が薄くなった。

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この季節、伊那の村々は何処を見ても花、花、花

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飯田で散り始めた桜は、中川村では満開だった。
アルプスと桜を写したいと思ったけれど、前日の荒れた空を残して、アルプスは薄く見えたり隠れたり。

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谷村家の少し先にある西丸尾の桜、樹齢450年
連翹やつつじが彩を添えて、一番美しい時に出会えた。

帰り道のテレビに、「谷村家の桜」と大人気の谷村さんが出演されていた。
絵を描いたり写真を写しに全国から訪れる人たちのために、少しづつ茅葺を修理しながら守っていきますと話されていた。
本当に有難い事だけれど、茅葺にかかる費用は半端ないはず。
チケット不要、お土産屋さんなし。
全くボランティアである。
要らぬお世話だろうけれど、この風景を守るために応援するシステムを作って欲しい。
100年先にも残したい風景である。

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帰り道、南アルプスの峰がいつまでも明るく輝いて見送ってくれた。

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