【滞在時間の確保必要】鳥羽水族館は想像以上に規模が大きい
2日目の目的地は鳥羽水族館だった。展望台や万両寿司と寄り道をしてなかなか行きつかない。その上もう1ヵ所の寄り道をした。
というのは、三重県のブロック割クーポン券を4,000円頂いた上に紀北町割から上乗せで4,000円の地域クーポン券を頂いたがそれは紀北町内で消費しなければならない。
そこで近くにある「道の駅紀伊長島マンボウ」で干物を買おうと寄り道をした。
クーポン券40,00円を持っていると気持ちが大きくなってアジやカマスやサバのみりん干しなどを次々に買い物カゴに入れた。カツオタタキの藁焼きがある、梅干しがある、次第にバスケットの中は重くなった。
8,000円を超える金額にあ然。そりゃそうだと納得。旅先のテンションは自分でも怖くなる。
それでも半額で買ったようなものよと気を良くして「鳥羽水族館」に向かった。
鳥羽水族館のパフォーマンス・スタジオではアシカショーが13時から始まっているので、真っ先に駆けつけた。
アシカやイルカのショーは私のツボ。
人間の指示に適格に応える動作には感心するばかり。真っ黒く光る体をそらせ水に飛び込む姿が美しいのだ。ジャンプをする、水しぶきがかかる。水しぶきが大きいほど歓声が上がる。
実はこのアシカのショーは、ほぼ終わりかけだった。ここで寄り道を後悔することに……
鳥羽水族館の開園は1955年で既に65年以上経過している。
なかなか行く機会がなかったけれど、ジュゴンがいるとの話が伝わってきて、フッと興味が湧いてきた。地域ブロック割のお陰で水族館の訪問が出来たと言えるだろう。
ジュゴンは、エメラルドグリーンの水槽のなかを小魚たちとゆったりと泳いでいた。グリーンの水槽なのでジュゴンを探すのはちょっと大変。
じーっと待っていると白く大きなジュゴンの姿が近づいてくるが人間は苦手なのか、近づきそうになるとそっぽを向いて去っていく。
ジュゴンとよく似たアフリカマナティーは逆に人間が好きらしい。
ジュゴンとマナティはよく似ているので、私はジュゴンと書かれた水槽に行くまですっかり勘違いしていた。2頭は、尾びれの形で見分けるらしい。
水槽の掃除時間だったのかスエットスーツを着た係員が水槽に入るとその周りにまといついて甘える姿が可愛い。海獣であっても人間同様愛嬌のあるマナティーの方が好きだった。
スマホのズームで画像が荒れ気味になっているが、人気のラッコ。
ラッコも飼育員さんに甘えて餌のおねだりをしていた。
16m×15m×5.5mの水槽に大サンゴ礁を再現し、その中に天井・正面・左右をアクリルガラスで覆われた観覧ギャラリーでは、貴重な大きな亀のお腹も見られた。
歩く姿が可愛いペンギン、この日は岩山に立つ見慣れた写真の姿だった。
イグアナ
ピラニア
大きな動物にも噛みつく獰猛な歯を持つと言われるが意外に小さく可愛い。
7月に赤ちゃんを出産したスナドリネコ母親パール。生まれた赤ちゃんは公募の結果「ルビー」の名前になった。
水中の魚を取って食べるネコで狩猟の様子がDVDで流されていた。ペットの猫とは全く違うようだ。
6月に生まれたコツメカワウソの赤ちゃんだろうか、抱き合って眠る姿は見飽きない。
その他、爬虫類、鳥、貝まで水族館には集まっていた。
到着が遅かったので、帰りの渋滞を見越して2時間ほどで出たけれど、一日ゆっくりすればもっと素敵なシーンに出会えたと思う。
最近は、機会あれば水族館に行ってきたが、今まで行った水族館とは規模が違う。
鳥羽水族館は「King of the Aquarium」だった。
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