THE STUDIO EXHIBITIO X+2
ニットスタジオ・ニシムラ・メンバー一同/西村明子展が京都岡崎のみやこめっせで昨日から始まっている。
ニットの限りない可能性を追求されるニットスタジオの展覧会は見応えがある。
力作のフェルト作品が並ぶ。
フェルトは軽く暖かい上に色をミックス出来るので複雑な色合いを作り出せるという美点の多い素材である。
ただ作品に作り上げるのには、糸からニット状にするまでの水と石鹸と力仕事には根気がいる。
私もマフラー作りに挑戦したことがあるけれど、決して簡単に出来るものではなかった。
気難しい素材を作品にまで創りあげる西村先生の教室展は目を見張る作品が並んでいた。
冨家 有里作
ピカソの絵葉書から仕上げた作品
コラージュで包装紙やプリント布地、セルロイド、板やダンボール紙を貼り合わせて真ん中に裸婦を据えた,実物は畳一畳くらいだそう。
2010年に背景のパーツを作り紙の裸婦を置いた状態のまま4年のブランクを経て完成させた。
全て原毛をフェルト化しパーツ一枚ずつ製作、原毛のキャンパス地に貼り裸婦を乗せました。
と、解説されている。
是非、ご覧いただきたい作品です。
岡崎のあたりの木々は少し色付て秋空に映えています。
羊のあっちゃんも行かれたようです。⇒☆
是非、お出かけください。
期間 2014年9月29日(月)まで
会場 京都市勧業館みやこめっせ2F 美術工芸ギャラリーAB室
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