• 2009.2.17
• 京都
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京都散歩

京都を観光客のように歩いてみたいと思っていたのはン十年も前の事になる。
旅先では暮らすように旅したいと言われるが、暮らしていると旅を忘れる。
特に最近は、目的地に真っ直ぐ行って、直ぐに帰る。
いつも時間を気にしながらバタバタしていたのに、時間を気にしなくてもよくなったら、体力がなくなっている。
それほどに町歩きは疲れる。
先日、市橋さんのアトリエを訪問する折に、河原町から烏丸通りまで三条通を歩く機会があった。
個性的なギャラリーやブティックに混じって古い京都の建物やまだ残っている銭湯を発見。
市橋さんとの約束時間までに十分な時間をとって出かけたのに途中で三嶋亭に寄り道

蜂蜜やさんに寄り道

気が付けば約束の時間ギリギリ、
牛肉やジャムや本の、重い荷物でヨレヨレだったけれど、この通りは魅力的でした。京都の今を感じるのはここかも知れない。
烏丸通に地下鉄が走って久しいのに、４条より北は乗った事がなかった。
地下鉄内の路線図を見ていると、この線を乗り継げば、何処にでもいけそうで嬉しくなる。
浅田次郎著ではないけれど地下鉄に乗っていると、フッと別次元に行ける錯覚は確かにある。

どこでも歩けば、旅人になれる。