越前海岸ドライブと毛ガニランチ

滋賀県は海のように大きな湖はあるけれど、海なし県だ。
何となくモヤモヤとした1週間が終わった時、早朝の海が見たくなった。
「魚も食べたいねー」と橋立港の「舟重」さんに電話をすると「橋立港で毛ガニが上がっている」と耳寄りな情報を頂いた。
コーヒーと小さなパンで、そそくさと朝食を済ませて7時前に出発した。

日本海は鏡面のように凪いでいた。
曇りから雨模様の天気予報の所為か前を走る車は少なく快適なドライブになった。

直線道路の先には山があり、絵になる道路。


敦賀から8号線を利用し、途中では海に近い道を選択しながら海辺ギリギリを走るのが気持ちいい。
福井県の越前海岸はきれいに整備された道路で、道端には沢山の花が植えられていたし、新しい花壇を作りかけてもいた。
至る所に駐車場、キャンプ場、トイレが整備されて、コロナ後を見越した準備の様子だった。
この道路は魚や蟹を食べさせる店が軒を連ねているので、2年間の辛抱から回復する喜びの様子に見えた。

さて、舟重さんに着くまでに、道の駅やJA農産物販売所に寄り道する。


何時もより1時間早く行動しているのに、駐車場はほぼ満車、葉物野菜は品切れ寸前。
三国ではキュウリも茄子も買えなかった。
JA福井県 ファーマーズマーケットきららの丘でも葉物野菜はほとんどなく、着いた時点でレジの行列が長く伸びていた。
買い物の当てが外れて、ランチの予約時間までどうやって時間を潰そうかと思案しながら走っていると、北潟湖で「花菖蒲祭り」の看板が目に飛び込んだ。



ここで時間調整して予約の時間ピタリに伺った。
180kmの距離の内100kmは海岸線を走って、時間調整をして予約時間に到着するのには少々コツがいる。
「花菖蒲祭り」があるからと花に見とれていたのでは遅刻する。
タイムキーパー、ナビゲーターの腕の見せ所。

そして、漸く毛ガニに対面。


この日は、内子の付いたメス蟹に当たった
北海道ではメスの毛ガニは海に返すとか。
毛ガニの内子はセイコ蟹に比べると、大味と言われるけれど、遜色ない美味しさだった。


定食(煮魚、お造り、蛸とわけぎのヌタ)はこの食材の他、お澄ましと西瓜が付いている。

「今月からランチは200円値上げしました」と申し訳なさそうに言われた。
燃料代の高騰は誰の上に等しく影響している。
値上げは、未だ序の口のような気がする。

食後は、石川県の偉人の足跡を訪ねた。

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