塔のへつり-断崖絶壁の絶景・福島県

大内宿から10km先の福島県南会津郡下郷町に「塔のへつり」と呼ばれる絶景がある。
「へつり」は、会津地方の方言で「険しい断崖」を意味している。
人が歩いて通れるほどの幅で岩壁が浸食されており、その岩壁が塔のように並んでいることから「塔のへつり」と呼ばれている。
1943年、国の天然記念物に指定。

塔のへつりは出発の数日前まで知らなかった。
大内宿あたりのGoogle Mapをウロウロしていて偶然発見した。
私好みの絶景らしいので、大内宿が早く終われば足を延ばそうと計画していた。
この日は大内宿から再度新潟経由で富山まで380kmの行程になっている。
だから無理な計画は止めるべしであったけれど、無理して良かった。

雪解けが始まったばかりで観光シーズンに早かったのか観光客は少なく、店舗は開けているけれど人影は無し。
塔のへつりを見るテラスは、買い物をした人が行ける場所。
声をかけても誰も出てこず、眺望テラスはひとりじめだった。
下に見える阿賀川にかかるつり橋を渡ると、「へつり」の浸食された部分を歩くことが出来る。
橋を渡る人も向こう岸に居る人も見えたけれど、渡ってしまうと富山の到着時間が遅れる。
ここに立てた事だけで満足しようと引き返した。

『つり橋を渡ると、「虚空像菩薩」が祀られたお堂があります。807年に坂上田村麻呂が創建したという伝説が残り、成績向上や記憶力増進、商売繁盛、技芸向上などのご利益があると言われています。丑、寅年生まれの方の守り本尊ですが、近年はパワースポットとしても人気を集め、多く人が参拝に訪れています。』

ご利益のある「虚空像菩薩」さま、、行けばよかったと少しの後悔が残った。
特におすすめの季節は秋で、10月下旬から11月上旬にかけ、山を彩る紅葉が川面に映り、素晴らしい光景を楽しめるそうだ。

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