インドネシアの事

バリ島の東西南北を走り回り、暮らすように旅をするというより、貪欲に走り抜けた2週間が終わった。

この国に来ていつも思うのは、子供の多い事、若い人の多い事、妊婦さんの多い事、そして肝心な仕事がないこと。
沢山の島に別れているのでそれぞれ特徴は違うと思いますが。
バリ島は観光の島と特化されているので、外国工場なぞはないらしい。
ホテル、土産、タクシー、ガイド、建築現場工、メイド、飲食店、今回目立ったのはテーラーの看板

原油高はこの国も例外ではない。
ホテルも外食もみーんな去年と同じではなかった。
ただ、材料のかからない技術つまり人件費のみのところは却って安過ぎる。
黙々と働く人たちの生活の貧しさが気がかり。
けれど、この国の人がそのために暴動を起すこともなさそう。
ウブドの王宮からヴィラに行く道の側溝を人力のみで造っていた。
数組の家族が請け負っている感じ。
赤ん坊を木陰に寝かせ、少年も老人も裸足に素手で石を起こし、みぞを造っていた。
雨が降っても日曜日でも。
「どうして重機を使わないの」と聞いたら人手が余っているのでとの事だった。

ガードマンや交通整理の仕組みはないのか、工事を始めても何等安全策はない。

私は此処にこそ人手が欲しい。
街角に物乞いの女性が目立つが、バリの人はプライドが高いので決して物乞いはしない。
ジャワからの出稼ぎだとか。

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