バリ島 トゥガナン

クサンバの塩田の先にトゥガナンという村がある。
ここはバリの先住民の村として知られ、死者を火葬しない風習を守っている。
村の入り口で入村料を支払うところを見ると原住民村というより観光用に残している村?なのかな?
と言いつつ少し緊張する。
長く長方形になっている村の両脇には民家や店が並び、中央に大きな集会場がある。

 


ここはダブルイカットを織る村としても知られている。
ここのイカットは非常に高価で希少価値があり古いものは値段もつけられないし、売る事もないとか。それで余計に高価なのかもしれない。
今織られているもの、小さなタぺに出来るかと思う程度のものでも
日本円で¥10000する。
町中のバテックやイカットの価格からすれば、いかに高価なものかよく分かると思う。

折角きたのだからと思い切ってと、いきたかったけれど、数十万円は手が出ない。
同行したKさんが2枚買うと言うことで交渉しましょうと言う事になって漸く買えたものでも¥7000だった。
先祖代々のイカットを見せて頂いた後では気乗りが失せる感じではあったけれど、そんなものは市場に出ていないのだから。
ヴィラのオーナーもずーつと待っているけれど売り手が見つからないのだそうだ。
何処のうちでも家宝なのだから。
村の中にはアタの工場もあった。
アタのなかにバテックで布を張っている。
狭いところにミシンを並べて懸命に縫製中。

外では完成したアタを天日に干して自然の色焼けをつくっている。
日本でも一時、大ブームだったアタがこの小さい村で最終段階を迎えているのを見ると、ひとつ頂いておくかな?と心を動かされた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

旅行関連の情報収集

ブログランキングで旅行関連のブログをご覧いただけます!

ガーデニングの情報収集

ブログランキングでガーデニング関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る