バリ州知事選挙

今回は珍しい行事がいっぱいです。
王宮の葬儀も珍しいし、バリ州知事の直接選挙はバリ人も始めての事らしい。
投票所になる集会場には沢山の人が7時前だと言うのに集まっていた。
選挙の投票率は90%と聞けば、すごい!!


と言いたいところだが、昨日の夜は札束が飛び交ったらしい。
投票した人の小指に取れないインクをつけて投票済みの目印にすると聞いたけれど、午後にはボンさんの指の印は消えていた。
私の滞在するヴィラのオーナー光森さんのウブド通信から選挙の様子を以下に引用しました。
バリ州の州知事選挙投票日が、いよいよ明日になりました。3組の
立候補者による激しい選挙運動が6月22日から、バリ島全域で、繰
り広げられてきましたが、昨日、今日は「投票前粛清日」として、運動
は、お休みです。
先日、3人の知事候補とキャスター、学者などを交えたテレビ討論
会が放映されました。バリ州選挙管理委員会が届け出を受け付けた
順に
①はジュンブラナ県の現職知事・ウィナサ氏で、医療保険制度による
医療無料化、教育無料化などを強烈にアピール、「私には実績があ
る」と訴えていました。副知事候補が、ユドヨノ大統領などが所属する
民主党のバリ州支部長。同党など13政党の支持を得ていますが、
寄り合い所帯が、うまくまとまるかどうか、注目です。
②は、バリ州議会議員で、ゴルカル党バリ州支部長のチョコルド・スル
ヤワン氏。バリ島で最も力のある王家といわれるウブド王家の一族で、
ギャナール県知事も縁戚の人。かつて強力な組織力を誇ったゴルカル
党の支持を得ており、穏やかな人柄そのままに、安定した州の経営を
訴えていました。
③は、元バリ州警察本部長のマンク・パスティカ氏。ジャカルタ勤務など
で、国際的な行政手腕を経験しており、バリで人気のある元大統領メ
ガワティさんの闘争民主党の支持を得ている。「先ず安全な州の建設」
と、経験豊かな行政能力を訴えていました。
明日は、バリ州全域の村々の小学校などで投票が行われます。お役
所などは、もちろん休みですが、投票のためスタッフが帰郷するレストラン
なども休業にするところが出てきそうです。カフェ・ビンタンも、明日はお休
みです。
3組の候補とも甲乙つけがたく、情勢は混沌というのが村の下馬評で
す。初めての直接投票で、どんな民意が示されるか、注目されるところ
です。
当選者の決定は7月20日ごろ、就任式は8月28日ごろということで
す。
マネージャーのボンさんは猛烈に正義の人
昼ごはんを食べに行く時に既に開票結果は分かっていると言い切る。
正式には20日でも投票する端から開けていくのだし、村ごとに○○されているのだから、と。
夕方までには教えてくれるらしい。
ボンさんが余り熱心なので、私まで力が入る。
ウブドは王宮があるので②番だろうと言うのは光森さんの感想。
今回ばかりはなんともいえない雰囲気もあるとか。
夕食の時に③が大差で勝利したといっていた。
ボンさん、光森さんの予測とも違うところに落着いた。
②でなければどちらでもいいという雰囲気はあったらしい。
王宮のあるウブド、次は葬儀に向けての準備が急ピッチに進められる。
と、思ったら又違う。
当日まで仕上げてはいけないのだとか。
どこか残しておいて当日に恭しく仕上げるらしい。

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