駒ヶ根で一番モダンな場所──monterinaを訪ねて

駒ヶ根に行ったら、必ず寄る場所がいくつかある。
その中で最もモダンで洗練されているのは、かんてんぱぱが手がける「monterina」である。
一方、魑魅魍魎とした不思議な魅力を放つのは、「産直市場グリーンファーム」だろう。
どちらも個性が強いが、今回は「monterina」について書いてみたい。
monterinaの1階には、全国から集められた選りすぐりの食品が整然と並んでいる。
かんてんぱぱの商品も少しだけ置かれているが、控えめな印象だ。
おそらく、道を挟んだ向かいにある「かんてんぱぱ本店」や「工場」に展示を任せ、ここではあくまでセレクトショップとしての空気を大切にしているのだろう。
主張しすぎずとも確かな自信を感じさせる──そんな姿勢に、大人の企業の品格を感じて私は好感を持っている。
2階には、おしゃれな雑貨やデザイン性の高い生活道具が並ぶ。

見ているうちに時間を忘れてしまうほどだ。
今回は白髪ねぎを作るためのカッターと、布製の軽いバッグを購入した。


何かしら欲しくなって、つい目を皿にして探してしまう。
そんな風にして選んだ小じゃれた台所道具たちは、今も我が家のキッチンで活躍している。
そして何より、この場所の心地よさを決定づけているのは、テラスから望む南アルプスの山並みである。
大きな窓の向こうに広がる景色は雄大で、見ているだけで心が広々としてくる。
1階のカフェでは、パンやケーキの軽食をいただくことができる。
その雄大な景色を眺めながら飲むコーヒーの味は、格別だ。
ここに立つと、いつもふっと肩の力が抜ける。
こんな場所が自分の住む町にもあったらと、羨ましく思う。
店の空気には、どこか関東圏の香りがある。
洗練されたデザインと、都会的なセンスが漂っているのだ。
それでいて不思議と懐かしく、安心できる。
私にとって「monterina」は、駒ヶ根で最も心安らぐ場所のひとつである。
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